駄菓子屋・お肉屋

近所には昔よく行った精肉屋さんがある
県外に行くこともあったから寄れないことのほうがたくさんあったけれどあそこにある肉団子
味の濃い肉団子
これをいつも忘れずに入れるほど私の記憶に印象を与えていた
久しぶりに寄ってみると半分シャッターが開いてなくて閉まっているシャッターに張り紙が
閉店の文字
閉店の日から数日たっているけれど中には小さいころから通った記憶通りのおばあちゃんが
いつもの肉団子を買って聞いてみると
体が動かなくなって閉めることになったみたい
おばあちゃんは最後だからかコロッケのサービスをしてくれた
いままでありがとう
記憶に残るお店はこうしてまた一つなくなっていく