僕らの広大なさびしさ


谷村志穂さんの作品です。。大体3時間ぐらいで読める簡単な小説です。ちなみにちょっと古いですよ。この本は結構探しました。
ちょっと説明が難しいなので本の裏に書いてある紹介を書きます。

男は、ドーナツ・ショップで見知らぬ女を拾った。身体を重ねることから始まった、奇妙な出会い。三十九歳、もと野球選手の男と、精神を病んだ母親を見捨てて家出した十七歳の少女は、互いに自分のことを話さずに、一緒に暮らし始めるが……。臆病で無垢な、男と女。触れ合うことで傷つき、癒されてゆく人間の孤独と自立を描く恋愛長編。

簡単に言うと良かったです。お互いが過去を背負えず今後を寄り添って生きていこうとするお話。その描写がうまく出来ていたと思うし、難しく考えるところもなかったと思います。最後はお互いが過去から逃げず、お互いがいる時間に気づいたことを胸に進んでいこうとします。終わり方がちょっと納得いっていませんが、今後の話の展開を書くとどうまとめていくのか想像つかないので、そう考えたとき良い終わり方をしたのではないかと思ってます。
紹介を読んでいいかなって思った人は周りの人の感想を見てみていいと思ったら買ってみてください。
今まで買った小説を今後は空いた時間を使って読んでいきますので…。