雲のむこう、約束の場所

25日に映画を見に行ったとき26日に監督新海誠氏と美術丹治匠氏が舞台挨拶に来られるということを知りました。次の日はバイトでしたが、いつの間にか携帯を持って電話してました。ということで、2回目でしたが見に行きました。

舞台挨拶のコメント

新海氏にとって石川という土地は「はじまり」「変革」の土地らしい。98年、会社に勤めながらデジタルな動画を個人的に作成。それをどうしようかということでeAT金沢'98というコンテストに応募、特別賞受賞とい記録を打ち立てた。5年後に石川を訪れたときは舞台挨拶ということで感無量だそうです。
雲のむこう、約束の場所を作成がはじまり新海氏はほしのこえと同様、一人で作成しようといたらしい。しかし、公開時間が延長するなど映画のカット数が1000カットまでいったらしい。一人で一日一枚書くと最低でも3年はかかり、これは無理だということでスタッフを集めた。そこで丹治氏が登場したらしい。作成後、作成前は大変だったらしい2LDKの部屋に6人が作業し泊まりづめ。新海氏が猫を拾ってくるので最終的には6人と4匹で生活していたらしい。(これは新海氏のサイトでも確認できます。)ほしのこえから3年と私たちにとっては長い感じがしますが、新海氏にとってはあっという間だったらしいです。むしろ3年で公開できたのは奇跡だそうです。私も奇跡に感謝します。


とまあ、すさまじい話を聞きました。

作品のコメント

背景画はほしのこえと同レベル(たぶん上なのだろうが凡人にはもう区別が付かない位のレベル)でとても美しいです。壁紙にしたいぐらいです。音楽もほしのこえで担当した天門氏です。とても心に残る音楽を作ってくれました。これが作中の画像と流れると電気が走ったような感動を覚えます。声優もしっくりきています。これは公式サイトの予告編をご覧ください。そうすれば天門氏の音楽も伝わると思います。お勧めはパイロット版。映画で使われない絵が多数あって(というか全部使われていない)想像力を掻き立てられます。藤沢浩紀役の吉岡秀隆さんがとてもいい感じに語ってくれます。さすが北の国から。最後に問題のシナリオです。ほしのこえを見た人なら大体想像が付くと思うのですが、最後の最後まで面白さが続きません。ほしのこえほどではなかったですが、途中増やしてほしいかなっと思えるエピソードとかもありました。それでも削って削って作ってあると思うので今回は問題ないと思います。次回の作品では正式なシナリオライターを置いてみるのもいいと思います。簡単な説明です。舞台は青森。これ重要!
二つの思いを胸に少年は飛行機を作り始めた。一つは北海道に聳え立つ塔。もう一つは彼女への憧れ。そして…世界と彼女との間で引き裂かれる、青き日々の想い。二人は今まで同じ道を歩んできたがそれからは違う道をたどる。一人は逃げる道を、一人は苦悩の道を…。離れていた想いは3年後、一つの手紙から急展開をみせる。まあ、こんな感じです。
ちなみにYahooでも特集があったみたいですね。全然知りませんでした。友達がこの作品を知っていてなぜかと聞くと特集を見たからだそうです。納得
Yahoo!JAPANの紹介(http://event.yahoo.co.jp/kumonomukou/


最後にサイン会が行われました。
もちろん行列に並び、パンフレットにサインしてもらいました。

上の画像は実は友達のものです。私のには自分の名前も書いてあるので公開しません。
そこで握手をしてもらい、とっても感動的な一日でした。
京都での舞台挨拶(http://www.rcsmovie.co.jp/sp/041225/sp31.htm
石川と京都の舞台挨拶(http://www.kumonomukou.com/event_index.htm
実はこのサイトには私も写ってます。わかる人にしかわからないけど…。


公式サイト(http://www.kumonomukou.com/
新海氏の個人サイト(http://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/index.html
パイロット版の説明?(http://www.ipc-tokai.or.jp/~gaku/cloud/pv1.html